プラチナカード

日本国内で発行されているプラチナカードの概要と、プレミアムカードをめぐる動向。

ゴールドカード比較の達人
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プラチナカード


プラチナカードの概要

24時間対応のコンシェルジェサービスに代表されるゴールドの上を行くハイクラスなサービスを売りにしているのがプラチナカードです。カード会社から、(通常ゴールドカードの)優良会員としてインビテーション(招待状)を受けた場合のみ申込できる、選ばれた方だけのプレミアムカードとして知られています。

プラチナカードの特徴としては、海外・国内旅行保険やショッピング保険の補償額アップに加えて、高級ホテルやレジャー施設での優待割引をはじめ、プライオリティパス(世界275都市500ヵ所の空港ラウンジを無料利用できるサービス)への無料入会特典などT&Eサービス(トラベル&エンターテイメント)が強化されています。

プラチナカードより下位のカードが提供している高級リゾート・シティホテル優待割引サービスには、VJAグループ(三井住友VISAカードなど)の「VJホテルステイクーポン」やアメックスの「アメリカン・エキスプレス・セレクト」などがありますが、それらの特典では、スイートルームが優待割引の対象となることはありません。

※一般カードがすでに超ゴールド級なダイナースクラブカードは例外的に、スイートルーム優待サービスも提供しています。


ところが、プラチナカードになると、優待対象がスイートルームなど、より上位のルームタイプになります。同一の部屋タイプに適用される宿泊優待料金はプラチナカードでも一般カードでも変わらないようです。
また、提携ホテルでは、チェックイン時に空室がある場合にルーム無料アップグレートされたりもします。

つまり、プラチナカードは、旅行・レジャーに相当のお金をかけるハイクラスな生活をする方々をターゲットした優待特典を提供するカードということになります。逆に言えば、旅行・レジャーにお金をかけたくない方にとっては、プラチナカードのサービスは有効活用できる類のものではありません。
プラチナサービスをまずは体験してみたいという方には、プラチナカードとしては格安の年会費21,000円で、プラチナと呼ぶに足るサービスを提供している《セゾン》プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードへの入会をオススメします。

プラチナカードの入会基準
プラチナカードの入会基準は発行カード会社によりますが、《セゾン》・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードおよびSBIプラチナカードを除いては、主要なゴールドカードの入会基準よりも高く設定されています。

たとえば、JCBザ・クラスが、オープンに会員募集を行っていた時期(現在はインビテーションによる入会のみ)に公表されていた入会基準は、

JCB会員でない方 年齢40歳以上、自家保有で年収1,500万円以上、資本金5,000万円以上の企業に10年以上継続勤務の役員・管理職の方(自営の方は、営業年数10年以上の経営者)

JCB会員の方 年齢40歳以上、年収1,200万円以上で、勤続年数10年以上の役員・管理職の方(自営の方は、営業年数10年以上の経営者)。かつJCB入会歴3年以上、年間100万円以上のショッピング利用実績が2年以上で、JCB会員規約を遵守されている方。

でした。2007年現在、JCBザ・クラスの審査基準は公表されていませんが、年齢や年収、勤続年数の入会基準は引き下げられているようです。

なお、プラチナカードの草分けとして高い人気を誇るアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードは、海外ではインビテーションなしで入会できる国もあり、その場合、入会基準も示されています。
例)イギリスでの入会基準は夫婦合わせて年収4万ポンド以上、ドイツおよびイタリア:年収6万ユーロ、カナダ:年収6万ドル

アメリカン・エキスプレスは、各カードタイプの年会費および入会基準を世界的にほぼ一律に設定するポリシーをもっていますので、日本におけるアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの入会基準も「最低年収700〜800万円以上」ぐらいであろうと推測できます。

プラチナカードへの入会審査でもっとも重視されるのは、勤続している企業の資本金の大きさ、ならびに、年間ショッピング利用金額といわれています。インビテーションについてですが、だれかれ問わず送られてくるという類のものではありません。プラチナカード発行元のプロパーカード(原則ゴールドカード)で、カード利用年額100万円を超えたとしても、そうそう来るものではありません。(もちろん、カード発行会社によってポリシーは異なります)

プラチナカードへのインビテーションが待ちきれないという方は、自分からカード会社に問い合わせて、プラチナカード申込書を送付してもらい、プラチナカードへチャレンジするという選択肢もありえます。年収が高い方や高額のカード利用実績を持つ方なら、20代であっても、プラチナカード入会審査にパスされる方もいらっしゃるようです。
いずれにしても、プラチナカード獲得の第一歩は、まず目指すプラチナカードの発行元カード会社の下位カード(ゴールドカード)へ入会し、良好なカードヒストリーを築き上げていくことです。※マイレージ系カードやガソリン系カードなど提携カードの上位に、プラチナカードは存在しないため、プラチナカードのインビテーションが来る可能性はありません。

カード名 年会費
(税込)
発行元 インビテーション プライオリティパス
VISAプラチナ 52,500円 三井住友カードシティカード住信カード
JCBザ・クラス 52,500円 JCBおよびJCBグループ
各社(さくらカードなど)
《セゾン》・プラチナ・アメックス 21,000円 クレディセゾン 不要
SBIプラチナカード 31,500円 SBIカード 不要
アメックスプラチナ 105,000円 アメリカン・エキスプレス
ダイナースプレミアム 100,000円 ダイナースクラブ

《セゾン》・プラチナ・アメックスおよびSBIプラチナカードはインビテーションなしで申し込むことが可能です(学生は不可)。
※アメックスプラチナは、2007年4月からプライオリティパスへの無料入会サービスの提供を開始しました。無料発行してもらえる家族会員も無料入会の対象のようです。


プレミアムカード

カード先進国アメリカでは、すでにゴールドカードの大衆化は進んでおり、ステータスカードは、ゴールドカードからプラチナカード、さらにその上を行く、プレミアムカードへとシフトしています。プレミアム・カードは通常のカードよりも入会基準が厳しい一方で、利用限度額が大きく(利用限度額が事前に設定されていない)、付帯サービスも充実(コンシェルジェサービス、特別イベントへの招待、旅行時のサポートなど)しており、高所得者や優良顧客向けの一種のステータス・シンボルとみなされています。

プレミアム・カード分野はこれまでアメリカン・エキスプレスの独壇場でした。アメックスはゴールド・カード、プラチナ・カード(84年米国発行、93年日本発行)、さらにはセンチュリオン・カード(通称ブラック・カード、99年発行)という一連のプレミアム・カードを発行し、それらを通じて優良顧客の囲い込みを行ってきました。特典プログラムやサービスが充実していることから、年会費を高額であるにもかかわらず、高所得者層、経営者、出張の多いビジネスマンを中心に根強い支持を得て、確固たる地位を築いています。

一方、高所得者向けのプレミアム・カードとしてVisaはSignature Card(1998年)、MasterCardはWorld Card(1997年)の販売を促進しています。これは、高所得者はカード利用額が大きいうえ、相対的に価格感応度が低く(つまり年会費が高くても気にしない)、さらに、高所得者の人数自体が増加しており、市場として魅力を増していることが背景にあります。

※参考資料:「アメリカ・クレジット・カード業界における会員維持およびメインカード化対策」(日本総研2006年9月1日)

■日本で発行されている、プレミアムカード(ブラックカード)
アメックス・センチュリオン(年会費168,000円、アメリカン・エキスプレス発行)
ダイナースプレミアムカード(年会費100,000円、ダイナースクラブ発行)
SBIワールドカード(年会費157,500円、SBIカード発行)
も存在します。


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最終更新: Jul 21, 2008 My Yahoo!に追加
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