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ゴールドカード入会審査通過のヒント
年収300万円に満たない、ゴールドカードに申し込んだものの蹴られた、それでもゴールドカードが欲しいという方は、まずは入会審査基準が低いゴールドカードへの入会をおすすめします。
●格安ゴールド・ヤングゴールドカード
まず、20代の方ならば、ヤングゴールドカードへの入会がオススメです。ヤングゴールドカードは、銀行系カード会社が発行しており、三井住友カード プライムゴールド、JCB GOLD EXTAGE、UCカード ヤングゴールドなどが人気です。
※三井住友カード プライムゴールドの新規募集は終了しました。
ヤングゴールドカードは、将来のゴールド会員候補の獲得を目的として原則20代向けに限定発行されているもので、入会審査基準は一般カード並みに抑えられています。ヤングゴールドカードを、支払い延滞せずに毎月使い続けていれば、利用額は大きくなかったとしても、30歳以降の最初のカード更新時には、ほぼ確実に(入会審査が厳しいと言われる銀行系の)ゴールドカードに自動切換えしてもらえます。
20代限定といった年齢制限がなく、30代、40代の方でも入会できるゴールドカードのうち、入会資格が低めに設定してあるゴールドカードには、
- セディナカードゴールド(18歳以上、電話連絡可能な方)
- 三菱UFJカード ゴールド(18歳以上、安定収入のある方)
- OricoCard Premium Gold iD(20歳以上、安定収入のある方)
- セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード(20歳以上、電話連絡可能な方)
などがあります。
●航空マイレージ提携カード
航空機利用の多い方なら、マイレージプログラム提携ゴールドカードへの入会もオススメです。
マイレージプログラム提携カードへの入会申込者は、航空機利用の機会があり、かつ航空マイル獲得意欲をもっていることから、入会申込しているカードをメインカードとしてくれる可能性が高く、かつ旅行費用の支払いなどカードの高額利用が期待されます。カード会社にとって、いわば上質の顧客となってくれる可能性が高いため、通常のゴールドカードに比べて、入会審査基準が低めに設定されている場合があります。
たとえば、ダイナースクラブカード(以前の入会基準:「原則として33才以上、勤続10年以上の役職者または自営10年以上、自家保有の方」*)は、デルタ スカイマイル ダイナースクラブカードへの申込に限って、キャンペーン特別入会基準「年齢27歳以上、自営または勤続5年以上、年収500万円(税込)以上の役職者の方」が設定されることがたびたびありました。
*2010年現在、ダイナースクラブカードの入会基準は、「ダイナースクラブによる所定の審査」に改正されています。
DCゴールドカード(入会基準:「原則として30歳以上で、一定以上の安定した収入があり、勤続年数または営業年数(自営の場合)が5年以上の方」)も、JALマイレージプログラム提携のJAL・CLUB-Aゴールドカード(DC・Visa/DC・Mastercard)への申込資格は、「20歳以上一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入のある方。すでにDC会員となられている方は、ご利用実績があり、DC会員規約を遵守されている方。」と、大幅に入会基準が緩和されています。
●一般カードからのランクアップ
これらの審査基準が低いとされるゴールドカードにも審査通過しない場合は、ゴールドカード入会は一旦見送って、ゴールドカードを発行しているカード会社の下位カード(一般カードや年会費無料カードなど)に入会しましょう。
そのカードをメインカードとして、支払いを滞ることなく、毎月コンスタントに使い続けていくことで、優良なクレジットヒストリー(カード利用実績)を数年間積み上げていくと、一般カードでも、与信枠は80万〜100万円以上にアップしていきます。
与信枠80万〜100万円というと、ゴールドカードの最低与信枠を超えています。この程度のクレジット(信頼)をカード会社から得た上で、同じカード会社が発行するゴールドカードへの切り替え(ランクアップ)申請する場合、ゴールドカードへの入会は、新規入会に比べて断然たやすくなりますし、年収400万円未満で、銀行系ゴールドカードを獲得することも十分可能になります。
※優良なクレジットヒストリーを積むには、毎月のコンスタントなカード利用と支払い延滞しないことが第一、次に利用額の大きさがポイントです。